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広陵町 豊かな暮らしを楽しむママたち

この町に一度住むと、誰も出て行かなくなる!?
心地よさの秘密は、ほどよいつながりにあった!

北葛城郡の4町の中で最も面積が大きく、人口も多い広陵町。
成熟した町としての便利さと、自然の豊かさが
ほどよいバランスで同居しており、子育て世代に人気です。
「この町で暮らすと他で住めなくなってしまう」と語る
子育てママたちの会話から、リアルな魅力が見えてきました。

今回お話をお伺いした広陵町に住む5人のママたち今回お話をお伺いした広陵町に住む5人のママたち

Yonehara Teramoto Yoshida Iwamoto Yano
Yonehara Teramoto
米原さん

米原さん

広陵町歴3年(ただし生まれ育ちは広陵町)

私は広陵町の出身です。結婚して一度他の土地に住んだのですが、3年くらいで帰ってきて、いまは実家まで車で5分の場所に子どもと2人で暮らしています。

寺本さん

寺本さん

広陵町歴3年

私は生駒市に住んでいましたが、夫と結婚してこちらにやって来ました。夫の実家の離れを使わせてもらっていますので、夫の両親も一緒に生活しています。

Yoshida Iwamoto
吉田さん

吉田さん

広陵町歴ずっと(生まれてからずっと広陵町)

私も夫も広陵町生まれの広陵町育ち。2人ともこの町以外で暮らしたことがありません。お互いに兄弟がいるので両親と同居はせず、現在はハイツ暮らしです。

岩元さん

岩元さん

広陵町歴2年(ただし生まれ育ちは広陵町)

私は広陵町生まれ。一時期は夫と一緒に大阪に住んでいましたが、出産にあたり夫が奈良で暮らそうと言ってくれたので、2年前にこの町に帰ってきました。

Yano
矢野さん

矢野さん

広陵町歴6年

出身は愛媛県です。夫が家具作りをするために工房付きの住まいを探していて、その条件で見つけたのが広陵町のいまの家でした。3人の子どもを育てています。

郊外の町ならではの、人とつながり合う暮らし。その温もり、心地よさがこの場所に人を集める郊外の町ならではの、人とつながり合う暮らし。その温もり、心地よさがこの場所に人を集める

今日集まってくださった中には、一度この土地を離れ、広陵町に戻ってきた方もいらっしゃいますね。今日集まってくださった中には、一度この土地を離れ、広陵町に戻ってきた方もいらっしゃいますね。
米原 はい、私は子育てをするならやっぱり自分のよく知った場所がいいなと思って戻ってきました。やっぱり広陵町での暮らしは落ち着きます。実家とは少し離れた場所ですが、住まいの周辺の人たちとは子どもを通じて自然に仲良くなれます。
岩本 私も戻ってきた一人です。前に大阪に住んでいたときは、近所付き合いがあまりになさ過ぎて、今日は職場の人としか話してないなということが結構あったんですが、広陵町は地域のつながりがまだ強いので、ご近所さんとのやり取りも多いです。だから私もこの土地の暮らしの方が好きです。
矢野 私は別の地域から引っ越してきた立場ですが、たしかにここは地域のつながりがちゃんと残っていますね。近所のおばちゃんがおかずをおすそ分けしてくれたり、採れた野菜を持ってきてくれたり。私自身はジャムを作るのが好きなのでお返しにゆずのジャムをお持ちしたり。そういう都市部ではなかなかできない交流をさせてもらっています。
寺本 私のところも野菜やフルーツをもらうことが多いです。うちは「大仏Cafe」というお店をやっているので、ちょっと環境は特殊かもしれませんが、4年前にオープンして以来、地域の人との関係ができてきました。「久しぶりに顔を見に来たよ」という感じで気さくに寄ってくださる方もいて、あたたかい土地だなと思います。
吉田 この土地は居心地が良すぎるんです。私みたいに、ここからまったく出ていかない人の気持ちもわかるでしょう(笑)。私の兄も弟も、夫の兄弟もみんな、ずっと広陵町に住んでいます。広陵町の人は町から出たがらないから、どんどん仲良くなっていくんですよ。友だちの友だちは、みんな友だちみたいな感じで、これはあの人に聞けばわかるかもしれないとか、あの人に教えてあげようとか、助け合いがすごくある。この前びっくりしたんだけど、スーパーで荷物を落としてしまったときに知らない人がサッと拾ってくださって助かりました。ほかにも荷物が多くて困っているときに、「車まで運びましょうか」と声をかけられたこともありますし、そういう面では本当に人のいい町です。

北葛城郡の他の3町に比べて町域が広く、その中に竹取公園や馬見丘陵公園など、自然に触れ合えるスポットが豊富にあることも町の特色の一つ。写真は真美ヶ丘ニュータウン内の自転車・歩行者専用道路。

地域ならではのコミュニティが魅力とのことですが、皆さんどんなふうにつながりを作っていくんですか。地域ならではのコミュニティが魅力とのことですが、皆さんどんなふうにつながりを作っていくんですか。
岩本 地域での交流というと、例えば朝のおそうじとか。町内の各区ごとに、春と夏に清掃を行っているんです。そういうのに参加すると、自然とご近所さんとの付き合いが深まります。朝から一緒に掃除して「おつかれさま」「頑張ったよね」というやり取りを交わすだけで親近感がわくというか。次からは「久しぶり」「元気やった?」みたいな会話になりますね。
矢野 うちは夫が地域清掃に参加しています。そういった地域のコミュニティって要求されることが多すぎると、面倒で息苦しくなってしまうこともあると思うんですよね。特に私たちのように外からやってきた人にとっては。でもこの町はほどよい感じです。
吉田 私は広陵町の保育園で働いている関係で、広陵町が主催する「文化祭」や「体育祭」にボランティアで参加していますが、そういう場所で炊き出しとかをしていると子連れのママやスタッフの人たちと仲良くなれますね。イベントの場は全然知らない同士でも打ち解けて話がしやすいんです。ほかにもこの地域ならではの「かぐや姫まつり」とか、「靴下の市」なんかもあるしね。
寺本 私は土日は自分のところのお店に出ていることが多くて、そういう地域イベントにはなかなか参加できないんですけど、話を聞いていると行きたくなりますね。
米原 地域でどんな交流の機会があるのかは、広報誌を見ればだいたいわかります。そこで、「へーこういうイベントがあるんだ。ヨシ、行こう!」となるんです。私は広報誌がすごく楽しみで、月初めに送られてくると、内容は一通りしっかりチェックしています。友だちのお子さんや自分の子どもが写っていることもありますしね。自分の子が載っていたら大事に保存します(笑)。
吉田 あと広陵町は北葛城の他の町に比べて面積が広いけど、みんな買い物をする場所は同じだったりする。例えばイズミヤだと食品も、生活用品も、インテリアも、薬局も、クリーニングも全部揃うから、自然にみんなこういう場所に集まってきて、友だちとの交流が増えるんです。これも広陵町のネットワークを作っている一つです。

広陵町文化祭、町民体育祭などの町内行事が盛んな地域です。みんなが楽しみにしている町民体育祭は、昨年も幼児からシニアまであらゆる世代が参加する19種類の競技が開催され、大いに盛り上がりました。

大きな公園や数々の子ども向けイベントなど、子育てママが集まり、仲を深める場がたくさん大きな公園や数々の子ども向けイベントなど、子育てママが集まり、仲を深める場がたくさん

次は子育ての様子についてお聞きしたいのですが、この町で子育てをして良かったと思うことはありますか。次は子育ての様子についてお聞きしたいのですが、この町で子育てをして良かったと思うことはありますか。
米原 まず子どもが参加できるイベントが多いです。健康イベントの「いのちを守るまちづくり」なんかも参加してみると、体力測定とか手作りおもちゃとか子どもが喜ぶコーナーがたくさん用意されています。土日を持て余すときにそういうのに子どもを連れて行くと、無料で楽しく遊べて充実した1日が送れるし、トイレットペーパーとか提供品をいろいろもらって帰れるのもいいですね。
矢野 医療費のサポートはやっぱり大きいかな。中学生までの子どもは月の費用負担が上限500円で何度でも診てもらえるので助かります。
米原 最近までは一度窓口で正規の診察料を支払って、2ヵ月後に返金される仕組みだったのですが、それがいまは500円を払うだけで済むので、入院したときなんかは特にいいと思います。うちの上の子が1歳で骨を折って入院したときはけっこう大変でしたから。
岩本 いまはお薬もお金を払わなくて済むようになりましたね。診察に500円を払うだけでお薬代はかかりません。1週間後にもう一度診てもらいに行くときはもちろん診察費も要らないし。これは金銭的なことだけじゃなく、子どもを抱えながら薬局でリュックを降ろしてお金を支払ったりするのはけっこう面倒だから、そのままお薬だけいただいて帰れるという手軽さもありがたいです。
吉田 あと広陵町は保育園の数が多いと思うんですよ。ほかの地域の話を聞くと、待機児童の問題がかなり深刻になっているわけでしょ。ここはたぶん、その問題はほとんどないよね。第一希望じゃないかもしれないけど、どこかで受け入れられると思います。それから一時保育が充実しているのも特長じゃないかな。保育園に行かせていないけど、この日だけ預かってほしいというのを登録できるみたいです。私のうちはまだ子どもが小さくて、利用はしていないですけど。
岩本 病後児保育もあるよね。子どもが風邪をひいて治ったんだけど、まだ本調子じゃないというとき、自分は仕事に行かなきゃいけないし、まだ保育所に入れるのは不安だしと思ったら、病後児保育をやっている保育園に預けられます。そこならほかの子どもたちとは違う部屋で見ていてもらえるので安心です。

健康イベント「いのちを守るまちづくり」は親子で楽しみながら健康に関する知識を深められる機会。握力や足指筋力、柔軟性などの体力測定、骨密度測定、ストレッチといった体験を通じて自分と家族の体を理解できます。

環境面ではいかがでしょうか。広陵町という郊外の町で、子育てすることについて。環境面ではいかがでしょうか。広陵町という郊外の町で、子育てすることについて。
寺本 どこへ行くにも車が必要ということはあります。子育てママは免許を持っていないとちょっと生活が不便かもしれません。ただ私自身は免許を取ったのがようやく去年のことで、それまでは自転車生活でした。実家のある生駒市は起伏が激しい地域なので自転車だとかなり辛いのですが、広陵町はフラットだから、まあそんなに無理せず生活できたかな。
米原 自然や農地がすぐ身近にあるというのがやっぱり子育てには魅力的です。私の子どもが通っている保育園では、保護者の方のおじいちゃんの畑に芋掘りに行かせてもらうイベントがありました。掘ってきた芋は、園で焼き芋にして食べるみたいです。そういうの、楽しいじゃないですか。あと「旬の里まみが丘」っていう施設があって、そこでは無農薬の野菜を安く購入できます。これも広陵町ならではかな。
吉田 大きな馬見丘陵公園が近くにあるのも、子育てにはありがたいです。季節ごとにいろいろなお花が咲いていて、年末にはイルミネーションもしているから、ただ散歩するだけでも楽しいし。いろんなイベントがここで開催されるし。あと、この公園のアスレチックは主に小学生くらいが利用する施設ですが、小さい子どもが利用できる遊具も充実しています。
岩本 以前は広陵町ってそんなに子育て世代のための町という印象はなかったんだけど、いまはけっこう移住してくる人がいて、若い世代が増え、そのためのイベントや施設も増えてきた印象です。特に高齢になった方々が住宅地からより便利な駅前に引っ越していかれるので、その空き家になったところや、利用されなくなった田畑のあったところに、都市部から若い世代がやってきて住む、という感じで町の新陳代謝が進んでいるみたいです。そのおかげか、町のあちこちに小さな公園が増えているんですよね。大きな馬見丘陵公園もいいけど、私は実はこっちの方がありがたいなと思っています。

広陵町の北側に位置する広大な馬見丘陵公園は、一年を通していろいろな花が咲きほこり、ゆっくりお散歩をするのにぴったり。春にはキリシマツツジやハクモクレン、ヤエヤマブキなどが公園を鮮やかに彩ります。

それでは最後に、ここまでまだ話題に出ていないこの町の意外な魅力など、何か教えていただけますか。それでは最後に、ここまでまだ話題に出ていないこの町の意外な魅力など、何か教えていただけますか。
岩本 広陵町といえば、靴下の生産量が日本一の町だから、どこかから必ず靴下がもらえますね。それもいいところの一つに挙げていいかな。野菜もおすそ分けしてもらえるし、靴下も誰かが持ってきてくれる。
吉田 そうそう。広陵町に住んでいたら必ずどこかから回ってくるので、靴下は一生買わなくていいみたいな感じ(笑)。「靴下の市」が年に2回開催されるから、そこで気に入った靴下を安く買うこともできるしね。このイベントは大阪とかでも結構知られているらしいよ。
米原 あと図書館はいいんじゃないかな。『天使のいる図書館』っていう映画の舞台にもなったくらい大きな図書館があるんです。ここで子どものための読み聞かせもやってくれているし、大人もゆっくり落ち着いて読書できるのでオススメです。
寺本 さっき岩元さんの話にもあったけど、いまは新興住宅街が増えて、町外からどんどん人が入ってきているので、新しく越してくる人にも生活しやすい環境と言えるんじゃないかな。私自身もちょっと一歩引いてしまうというか、人付き合いが得意じゃない方なので、ここでの生活を一緒にスタートできる人たちがいることは心強いと思っていました。
矢野 これはちょっと大きな話になるけど、広陵町は昨年、SDGs未来都市に選定されています。SDGsというのは国連で決められた、今後より良い世界を実現していくための万国共通の指針ですが、自分の住んでいる町がそういう社会課題に積極的に取り組んでいて評価されているというのはうれしいです。この町の暮らしはますます良くなっていくのかなと期待が持てますね。子どもたちにとっても、そんな町で成長できるのはきっといいことだと思うんです。

靴下生産量日本一の広陵町が誇るイベント、それが「靴下の市&地域特産品フェア」。会場のブースには、品質、素材、機能性などにこだわりを持つ靴下や、広陵町をはじめ近隣市町村の特産品がたくさん出展されます。

広陵町に移住を考えるママに向けてのメッセージ広陵町に移住を考えるママに向けてのメッセージ

矢野

SDGsに取り組んでいて、子どもの未来を本気で考えてくれている町です。これからはそんな活動を住民も含め、町全体で進めていけたら最高だと思います。

寺本

広陵町の学校は運動部がかなり盛んですよ。柔道の金メダリストの野村さんの出身校があったり。グラウンドなんか、郊外の学校なのでかなり広くて驚きます。

岩本

広陵町は土地が安い!同じ広さの土地を電車の便がいい王寺町で探したらもっと高いけど、広陵町なら同じ予算でもっと大きな家が建てられるからオススメです。

米原

子育て中のママ同士が交流できる「マミつどいの広場」などの場もあるので、新しい土地で心細くて子育てが不安な人はぜひ利用してみてください。

吉田

町外からやってきて家を建てたり、リフォームしたりする人には助成金があるらしいです。私の友だちはその制度のおかげで結構助かると話していました。

─ 皆さん、どうもありがとうございました!

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